腎臓はどんな臓器?

腎臓は体の中に溜まった老廃物と余分な水分を排泄する働きを担っている重要な臓器です。
腎臓の機能が損なわれると、血液を含め体全体に異常をきたすようになります。

腎臓が悪くなるとどうなる?

以下が代表的な症状となります。
①水分バランスの破綻→全身の浮腫、体重増加、尿量の減少、血圧上昇、息切れなど
②電解質バランス→動悸、徐脈、意識障害、脱力など
③造血機能の低下→貧血、体力低下、易疲労、動悸、息切れなど

また腎臓が傷害されることにより、尿の中に血液成分やタンパク質、糖質などが含まれるようになり、尿の泡立ち、濁り、血尿(排尿時の痛みを伴う)など、視覚的にもわかる異常があります。
このような症状が思い当たる場合、または他の病院やクリニック、検診などで一度でも指摘されたことがある場合などは、早めの腎臓内科外来を受診される事をお勧めします。

気になる症状があればまずは受診、検査を!

腎臓は、自己免疫疾患、薬の副作用、感染などによって急激に腎不全が進行する場合(急性腎不全)と、気づかずに徐々に機能低下が進行している場合(慢性腎不全)があります。
ある程度の機能低下が引き起こされるまでは、目立った症状や自覚症状もない場合があります。
重要なこととして腎臓の機能は一度悪くなってしまうと元には戻らない臓器だということです。
腎臓の機能を正常に戻すには腎移植以外の方法では困難であり、人工透析の導入を遅らせるための治療が主な治療法になってきます。
早めに受診、検査を行えばその分病気の進行を食い止めることが可能になるかもしれません。
少しでも腎臓について気になる点がございましたら、早めの受診をお願いいたします。